家のこと(新築)
2022.3.04. FRI
共働き家庭必見! “時短家事”を叶える家づくりに欠かせない5つのポイント
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共働き家庭が求めるのは「時短家事」を叶える家づくり
共働き家庭にとって毎日の負担となるのが「家事」ですよね。
掃除、洗濯、料理…。限られた時間で効率よくこなすためにはどうしたらいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで今注目されているのが、「時短家事」を叶える家づくり。
働くママが増えた今だからこそ、少しでも暮らしやすくするためにラクに家事ができる家づくりを考えていきたいですよね。
今回はそんな共働き家庭へ向け、家事を効率よく進めるための家づくりのポイントについてご紹介します。
ポイント1.時短家事を叶えるためには「動線」を意識しよう
共働き家庭にまずおすすめしたいのが「家事動線」を工夫すること。
帰宅後に夕食の準備をしながら洗濯物を取り込み、お風呂の準備をし、その合間に子供のお世話をする…という働くママも少なくありませんよね。
このように同時にいくつもの家事をこなすためには、動きやすい“動線”を意識することが大切です。
出来る限り無駄なく効率的に動けるよう、家事動線を意識した家づくりを考えましょう。
【時短家事を意識した回遊動線】
最も多いのがキッチン、ランドリー、バスルームなどの水回りをすべて1ヶ所に集約し、それらをグルっと一周できるようにした回遊動線。
料理を作りながら洗濯物を回し、お風呂の掃除を。そして、そのまま外に出て洗濯物を干してキッチンへ戻って来る…というような動線であれば、一連の家事を連動してできるので時短につながります。
限られた時間で家事をこなすには、無駄なく移動することが大切ですよ。
【キッチンのワークトライアングル】
キッチンのレイアウトも意外と重要です。
ワークトライアングルとは、キッチン内にあるシンク、コンロ、冷蔵庫の3点を結んだ三角形のこと。
この三角形の三辺の合計が、3,600mm~6,000mmだと使いやすいキッチンだと言われています。
無駄な動きを省くことで、家事の負担を少なくする効果があるんですよ。
時短家事を考えた家づくりをするならば、全体的な動線はもちろん、キッチンのレイアウトについても考えてみましょう。
ポイント2.漆喰壁はホコリを吸着しないから掃除がしやすい
一般的な住宅で使用されているビニールクロスは、微量の静電気を発生させてしまうため、ホコリが吸着しやすく、黒ずみ汚れの原因になってしまうことも。
一方、自然素材の家でよく使われる“漆喰”には石灰岩の主成分である炭酸カルシウムが含まれているので、静電気が発生しにくく、ホコリが付きにくいと言われています。
これなら普段の掃除も楽々!
テレビなどの家電付近に溜まりやすいホコリも少なくなります。
共働き家庭こそ、普段の掃除をサッと終わらせるために壁材は漆喰がおすすめです。
【漆喰は自浄作用があるからキレイが長続き】
漆喰は強アルカリ性であり、自浄作用があるので、多少の汚れであれば、時間の経過とともに薄くなっていきます。真っ白の壁がきれいなまま長続きするんです。
掃除そのものの負担が軽くなるので、壁を汚しがちな子供を持つママのストレスもなくなりますね。
【漆喰なら部屋干しの嫌な臭いもカット】
共働き家庭の場合、よくあるのが夜間のお洗濯。
仕事から帰ってから洗濯機を回し、部屋干しをするという家庭も多いのではないでしょうか。
部屋干しで気になるのが「臭い」やジメジメとした「湿気」ですよね。
漆喰なら嫌な臭いを吸着し、消臭・分解する働きがあるので臭いストレスも安心!
加えて優れた調湿効果により、ジメジメとした湿気を感じることもありません。
冬場によく見る結露も生じないので、毎朝窓を拭き掃除する…なんて面倒な家事も省いてくれますよ。
ポイント3.充実収納スペースでラク家事を!
共働き家庭の家事をスムーズに進めるためには、収納スペースも大事。
買ってきた食材や日用品を収納しておくスペースをつくることはもちろんですが、片付けしやすい場所に収納を設けるのも1つです。
家づくりの際は、計画的に収納スペースをつくり、時短家事につなげていきましょう。
【玄関収納で床置きしない習慣を】
よくやりがちなのが帰宅後にバッグなどの荷物をリビングに床置きしてしまうこと。
床置きが習慣化されると、掃除がしにくくなるので困りますよね。
床置き予防には、玄関横に収納スペースを設けるのがおすすめ。
靴だけでなく子供の公園道具やバッグ、コートなどを収納できるようにすれば、リビングに物が散らかりません。
片付けやすくなるだけでなく、バッグやコートに付着したウイルスや花粉を室内に持ち込まないようにすることもできますよ。
【ファミリークローゼットがあれば出し入れ楽々】
家族の衣類をすべて1ヶ所に収納できるファミリークローゼットもおすすめ。
ランドリースペース近くに設ければ、洗濯物を取り込んでからあちこちに畳んで収納する…という手間を省くことができます。
もっと言えば、ハンガーごと取り込んでそのままクローゼットへ掛けて行けば畳む時間が短縮できるので、家事の負担も減らせますね。
洗濯物の片付けがあっという間に終わるので、忙しい共働き夫婦も少しはゆっくり過ごせる時間が作れるのではないでしょうか。
ポイント4.家事分担がしやすい広々キッチン
共働き家庭では家族内での家事分担が必須ですよね。
お互いにできる家事を助け合うことで、働くママが1人で家事や育児を担うことが少なくなるでしょう。
そんな共働き家庭には、家族みんながキッチンに立つことを想定した広々キッチンがおすすめ。
忙しい日々のなかでも家族のコミュニケーションが増えるというメリットを感じることができるでしょう。
【キッチン家電が置けるスぺースを確保しよう】
広々キッチンのポイントは、スぺースをただ広くするだけでなく、収納場所にも余裕をもたせるのがポイントです。
というのも、共働き家庭には時短家事のために便利家電を使うことが多いからです。
材料を入れてスイッチを押すだけで1品完成する調理家電も増えています。
便利家電をフル活用するためにも、すぐ取り出せてすぐ使えるよう、あらかじめスぺースを確保することも大切ですよ。
ポイント5.ガス乾燥機なら洗濯の負担が半減!
最後にご紹介するのは、洗濯の負担が半減するガス乾燥機です。
ガス乾燥機は、パワフルな温風により短時間で衣類を乾燥させるため、外干しが不要。
朝の洗濯が終わったら、乾燥機に入れてスイッチオンして出かければ、帰った頃にはすっかり乾いてフワフワです。
洗濯物を干す、取り込む、畳む…という家事が半分で済みますから圧倒的な時短になりますよね。
外出先で急な雨が降り、また洗濯をやり直し…なんて家事の二度手間も防げますよ。
洗濯のイライラから解放されるため、共働き家庭こそ取り入れて欲しい設備です。
【乾燥時間は電気タイプのおよそ3分の1】
ガス乾燥機の乾燥時間は、電気タイプに比べておよそ3分の1程度。
あっという間に乾くので、衣類を熱で傷めてしまうリスクも少なく、光熱費も抑えることができます。
ただし、電気・ガス両方の費用がかかりますから、契約している料金体系によってはコストがかかってしまうこともあるので注意しましょう。
共働き家庭は時短家事を意識した家づくりで快適な暮らそう
共働き家庭はひと昔前に比べて確実に増えてはいますが、なかなかうまく家事分担が行かず、働くママに負担が偏るケースも少なくありません。
だからこそ必要なのが時短家事を意識した家づくりです。
働くママの負担を少しでも軽減するため、家事のしやすさ・効率の良さを重視してみるといいですよ。
私たち無添加計画の家づくりでも今回ご紹介したように、共働き家庭がより快適に暮らせるよう、時短家事を意識したプランをご提案させていただいています。
毎日忙しい共働き家庭だからこそ、少しでも家事の負担を減らし、家族と過ごす時間をつくれるよう、様々な工夫を取り入れていきましょう。
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