ひと部屋だけ断熱リフォームとは?

ひと部屋だけ断熱リフォーム

ひと部屋だけ断熱リフォームは、家全体ではなく、ひと部屋ごとのリフォームで、空間の断熱性を高めて冷暖房効率をアップさせ、「暖房を使っても、部屋がなかなか暖まらない…」「夏は冷房をつけっぱなしで、光熱費のコストが高くなる…」などのお悩みを手軽に解決します。

部分断熱リフォームのメリット

ひと部屋だけ断熱リフォーム

部分断熱リフォームの場合、これまでの断熱リフォームのように、壁を取り壊す様な大がかりな工事は不要です。

今ある窓・壁の上からリフォームするため、これまでは1~2か月を要していたリフォーム工事が、最短1日で完了します。
ひと部屋単位でできるため、引越しせずに、住まいながら快適で美しい部屋へリフォームできます。

また、家全体を断熱リフォームする場合に比べ、コストを抑える事ができます。

リフォーム施工箇所

ひと部屋だけ断熱リフォーム

ひと部屋断熱リフォームでは、外気に面している窓・壁をリフォームします。自然素材真空断熱材と、断熱内窓との相乗効果で、お部屋を内側から快適にします。

壁パネルには、わずか24mmの薄さで大きな断熱効果を発揮する「真空断熱材」を採用。今ある壁の上からパネルを貼り、その上から調湿効果に優れている漆喰を塗ることで、一年中快適な空間を作り出します。

窓は、今ある窓の内側にもう1枚窓を重ねて、窓辺からお部屋を快適に。断熱効果のある窓を取り付けることで、夏の暑さ・冬の寒さ、結露の悩みを一気に解消。さらに、外からの騒音も、室内の音漏れも軽減します。

【次世代省エネ建材の実証事業】リフォーム補助金

ひと部屋だけ断熱リフォーム

次世代省エネ建材の実証事業とは、既存住宅において、省エネ改修の促進が期待される工期短縮可能な高性能断熱材や、快適性向上にも資する蓄熱・調湿材等の次代省エネ建材の効果の実証を支援するものです。

簡単に言うと、高性能な断熱材や蓄熱・調湿などの次世代省エネ建材を用いてリフォームを行う場合に、国の補助金が交付されるということです。

次世代省エネ建材の実証事業では、住宅の改修方法を外断・内断・窓断の3つの区分から選ぶことができます。

①外張り断熱(外断)

■要件のポイント

外気に接する外壁全てを外張り断熱工法等で改修すること

■補助金額

補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内

補助金の上限額・・・1~4地域:400 万円/戸,5~8地域:300 万円/戸

②内張り断熱(内断)

■要件のポイント

断熱パネル、潜熱蓄熱建材いずれかを室内側から導入し改修すること

■補助金額

補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内

補助金の上限額・・・戸建:200 万円/戸,集合:125 万円/戸

補助金の下限額・・・戸建・集合とも:20 万円/戸

③窓断熱(窓断)

■要件のポイント

全ての窓を外窓(防火・防風・防犯 仕様)にて改修すること

■補助金額

補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内

補助金の上限額・・・150万円/戸 ※外窓と任意製品を併用して改修する場合は200万円/戸

『次世代省エネ建材の実証事業』についての詳細、はこちらをご覧ください。

【2022年度】次世代省エネ建材の実証支援事業!改修区分が3つから選べて利用しやすくなったって本当?

断熱リフォームをして、もっと快適に暮らそう!

ひと部屋だけ断熱リフォーム

ここまでお話ししたように、ひと部屋断熱リフォームは、費用を抑えて短期間に家を改装できるメリットがあるため、「住みながら手軽にリフォームしたい」という方にオススメです。

一方、部分リフォームでは、家全体の性能を向上させることはできません。家全体の『結露』対策や、家の中での急激な温度変化で起こる『ヒートショック』のリスクを低減させたいとお考えの方は、家全体の断熱リフォームをご検討ください。工事規模は大きくなりますが、光熱費がさらに節約できるなど断熱リフォームのメリットも大きくなります。

ライフスタイルに合わせた断熱リフォームをご提案させていただきますので、ぜひ無添加計画へご相談ください。