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施工実例
埼玉・東京・千葉
新築
パッシブデザインの開放的な空間 | 千葉県柏市
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冬季のダイレクトゲインを室内に取り込むために南面に大きな開口を設けることが有効です。
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南側の屋根を跳ね出して大きな庇を設けることによって、夏季の日射が室内に侵入し室温が上昇することを物理的に防いでいます。
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冬季の太陽光は日射角度が浅いため、庇があっても室内に取り込むことが可能であり、ダイレクトゲインとして室内に蓄熱することによって暖房負荷の軽減を図ります。
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東西北面の開口部は基本的に日射遮蔽を優先して日射取得を期待せず、最小限の大きさの開口を必要最小限の数量設けるという設計方針を採用しています。
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雨風が直接外壁や開口部に到達することを軽減し、縁側のような中間領域を生み出す効果もあります。
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リビング東側には家具状の階段を設け、TV台やワークスペース、ピアノスペース等の諸機能を一体的に納めています。
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キッチンは玄関から直接アクセス可能なパントリーを隣接して設け、アイランド形式としています。
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2階の壁や家具の配置は、暮らしながら検討する「自由に編集可能な空間」というコンセプトで、将来的な壁や建具の増築にも対応します。
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暫定的に、8畳の主寝室、6畳の子供室×2という間取りでプランニングしました。
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吹き抜けでつながるリビング、そして大開口の窓から見渡す庭が眺められるファミリースペース。背面には壁一面の収納兼本棚があり、テレワークもはかどる空間です。
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高い断熱・気密性能により、エアコン1台とシーリングファンで家全体の夏の冷房と冬の暖房をまかなうことが可能です。
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造作の洗面台とご主人の仕事着用クローゼット。毎日の動線をスムーズにすることにより、ストレスフリーに生活することが可能に。
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レッドシダーでつくられた癒しのトイレ空間。
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玄関はゆとりのある7畳の2wayプランとし、十分な収納量を確保し、アウトドアリビングとの一体利用も可能です。
POINTこの事例のポイント
機械を使わずに、太陽光や風の力などの自然エネルギーを利用し、光熱費だけでなく、長期を見据えた住宅に関わるコストを減らしながら、快適な生活ができる住宅を実現する設計方法/パッシブデザイン。