家のこと(新築)
2022.1.27. THU
家づくりは家族みんなで考えよう!理想の家を建てる4つのステップとは?
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家づくりは「家族参加型」が◎
家づくりは、人生における一大イベント。
大きな買い物ですから、なるべく後悔のないように考えていきたいものですよね。
しかし、どんなに慎重に家づくりを進めていても、意外と住んでみると「ここが使いにくかったな…」と感じることがあります。
このちょっとした不便さも感じさせず、家族みんなが「住みやすい」と思える家づくりをするにはどうしたらいいでしょうか?
それは、「家族みんなで考えること」。
もちろん、子どもにも参加してもらいます。
もしかしたら、お父さんやお母さんよりも素敵な家づくりのアイデアが出てくるかもしれませんよ。
資金計画や業者選び、土地探しといったことも大切ですが、まずは家族全員でどんな家に住みたいか?どんな家づくりをしたいのか?考えることからスタートしていきましょう。
理想の家づくりをする4つのステップ
家族みんなで意見を出し合うと、なかなか考えがまとまらないという心配もあるかもしれませんよね。
そんな時は、以下の4つのステップを参考に、より具体的に生活をイメージしていきましょう。
STEP1.今住んでいる家の不満を書き出す
まずは現状把握をすることから始めましょう。
今住んでいる家の何が不満なのか?どこに不便さを感じているのか?
家族それぞれが書き出していきます。
書き出す際は、出来る限り細かく具体的に書き出してみるのがおすすめです。
小さな子どもの場合は、絵を描いて、理想の家のイメージを家族に伝えてみるといいかもしれませんね。
文字や絵など、カタチにしていくと、漠然とした不平不満も“具体化”されていきます。
すると今度は、この不平不満をどう改善していくか?という視点から、家づくりのアイデアを出していくことができるので、より満足度の高い家をつくることができるでしょう。
【お父さんの場合】
・落ち着いてリモートワークできる場所がない
・趣味のアウトドア用品を置ける場所がない
・ガレージをもっと広くしたい
・駐車場に車が停めにくい
【お母さんの場合】
・キッチンが狭くてやりにくい
・収納が少ない
・玄関が狭くてベビーカーが置けない
・トイレをもっと広くしたい
・バルコニーが狭くて洗濯物が干しにくい
【子どもの場合】
・走り回れる庭が欲しい
・自分の部屋が欲しい
・二段ベッドが置ける部屋が欲しい
STEP2.ゾーニングで必要な設備や配置を考える
ゾーニングとは、家の中のZONE(ゾーン)=場所を区分けして考えること。
たとえば…
【パブリックゾーン】
・リビング
・ダイニング
【プライベートゾーン】
・子ども部屋
・寝室
・書斎
【サービスゾーン】
・トイレやお風呂
・ランドリー
・キッチン
など。
このように家の中のスペースを仕分けし、必要な設備や加えて欲しい設備をどんどんピックアップしていきます。
「友達を呼んでバーベキューをしたいから広めの庭が必要」
「赤ちゃんが生まれる予定があるからお世話しやすいようにリビングに面した和室が欲しい」
「子どもを見ながら料理をしたいからカウンターキッチンにしたい」
など、実際に生活をするイメージを膨らませながら考えていきましょう。
STEP3.どんな家づくりにしたいか?テーマを決める
どんな家づくりをしたいか?「テーマ」を決めましょう。
テーマを考える際は、以下のような2つの視点から見ていくといいですよ。
【暮らしをテーマにする】
暮らしをテーマにする例をいくつか挙げてみましょう。
◎お互いのプライベート空間を大切にする家
◎猫と暮らす家
◎家庭菜園を親子で楽しむ家
など。
これらの暮らしを実現するために、必要な部屋や設備を検討していきます。
「プライベート空間を大切にする家」であれば、書斎や子ども部屋、趣味部屋の確保を検討し、各自その部屋で何がしたいのかもシミュレーションしてみるといいかもしれません。
【家のデザインのテーマを決める】
家の内装や外観をテーマにして家づくりをするのも1つです。
たとえば…
◎おしゃれなカフェのようなインテリアの家にしたい
◎緑あふれるナチュラルな雰囲気の家にしたい
◎和モダンな雰囲気のおしゃれな家にしたい
など。
このようにテーマを決めると、必要なものが明確になってくるので、家のデザインや間取りが決まりやすいと思います。
STEP4.家族の未来についても考える
家族というのは、どんどん進化していくため、家族の未来を考えながら家づくりをすることも大切です。
・出産して子どもが増える
・将来、子どもが独立して家を出る
・お父さんの仕事が変わる
など、家族構成も増えたり減ったりを繰り返しながら、家族を取り巻く環境というのも変化しますよね。
当然、家の間取りもそれに合わせてある程度変えていけた方が、無駄なくスペースを活用できるはずです。
加えて、金銭面でも将来的なことを視野にいれて考えていきましょう。
これを「ライフプラン」と言いますが、10年後、20年後、家族はどのように暮らしているか?をある程度シミュレーションしながら家づくりを考えていきます。
その時々で、どのくらいの預貯金があるのか?収入はどのくらいなのか?なども踏まえておくと、無理のない資金計画を立てることができます。
家族全員で「理想の家づくり」を考えよう
家づくりというのは、最初のうちはワクワク楽しいものですが、意外と面倒なことも多く、考えれば考えるほど悩んでしまい、なかなか進まなくなってしまうことがあります。
だからこそ、家族全員で家づくりについて考えるのが大事なのです。
家族参加型の家づくりは、家族のコミュニケーションの機会を増やし、絆をより深めてくれますよ。
そして、ライフプランを行い、家族みんなの将来のことや資金計画についても考えていきましょう。
私たち無添加計画でも、家づくりの際に「ライフプラン」を実施することを推奨しています。
憧れのマイホームを現実にするためにも、家族みんなで意見を出し合って、楽しみながら家づくりをしてくださいね。
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