家のこと(新築)
2022.1.07. FRI
健康住宅が子育て世代に大人気!なぜ選ばれるのか?
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健康住宅とは?
人生100年と言われるこの時代。
家族がいつまでも健康で安心して暮らせる…そんな家を求める人が多くなりましたよね。
健康住宅とは、調温・調湿に優れ、空気をきれいに保つことで、私たちが健康的な生活を送れるよう工夫された家のことを言います。
使用する建材には、主に自然由来のものを使い、断熱や防カビなど工法にもこだわった家づくりが特徴です。
最近ではこのような健康住宅が、子育て世代からの注目度が高く、未来ある子供たちのために、健康に良い家づくりを考える人がとても増えています。
せっかく建てるなら、家族の健康を考えたこだわりの住宅を建てたいものですよね。
そこで今回は、子育て世代に「健康住宅」がなぜ選ばれるようになったのか?
その理由について、詳しくご紹介します。
理由1. 高断熱の家は子供の免疫力を向上させてくれるから
子供は、体温調節機能が未熟なので、お部屋の温度・湿度を一定に保ってあげないと、ちょっとの気温の変化で、風邪をひいてしまうこともあるでしょう。
昔ながらの戸建て住宅にある
・すき間風が寒い
・冷暖房がなかなか効かない
…なんてお悩みも、高断熱・高気密の健康住宅なら安心!
外断熱・内断熱がしっかり入っているので、外気の気温に左右されにくく、1年中快適に過ごすことができます。
私たち無添加計画の事務所がある宇都宮も、冬場の冷え込みが厳しい土地と言われています。冷たい風が吹きすさぶため、体感温度はさらに低くなるんです。
今回ご紹介しているような断熱に優れた健康住宅なら、そんな寒い冬も快適に過ごすことができ、寒さによる健康被害を最小限にとどめることができるでしょう。
加えて室内の温度が常に快適であれば、冷暖房を余計に使う必要がないので、電気代も節約できます。
健康住宅は、私たちの体だけでなく、お財布にも優しいんですね。
理由2. 無垢材を使った床は五感の発達を促してくれるから
多くの健康住宅で取り入れられている無垢の床材。
自然素材ならではの木の質感や香りを楽しむことができ、子供の五感をたくさん刺激してくれることから、子育て世代に人気があります。
室内を裸足で過ごすことの多い子供や、ハイハイをする赤ちゃんなど、大人に比べて無垢材の温かみや柔らかさ、木の香りなどをより感じられることでしょう。
健康住宅では、このような無垢材を取り入れた家づくりを行っていることが多いので、子供の成長や家族の心の健康のためにもおすすめなんですよ。
◎無垢材はメリットの一方でデメリットも…
無垢材を使用した床は、子育て世代に嬉しい効果がある一方でデメリットもあります。
それは汚れや傷に弱いということ。
木の種類にもよりますが、比較的表面が柔らかいパイン材やヒノキ材は、傷に弱いので、子供がおもちゃを落としてへこんだり傷がついたり…ということも。
また、ジュースやお茶をこぼしてしまうと、床に染み込みやすいといったデメリットもあります。
しかし、これらはすべて自然素材ならではのこと。
多少の汚れや傷であれば、サンドペーパーでこするなど、補修も可能です。
無垢材を使用した健康住宅は、子育て世代に広く受け入れられている反面、このようなデメリットもあるということを覚えておきましょう。
無垢の床材に付いた傷や汚れ、経年劣化による変色など、すべて天然木ならではの”味”と捉えることができれば、デメリットもメリットに変わっていくと思います。
理由3. 塗り壁材の漆喰は空気をきれいにしてくれるから
健康住宅に使用されることの多い「漆喰」。
漆喰とは、消石灰を主成分とした塗り壁材のことを言います。
この漆喰を使用した壁は、子供の健康を維持するために嬉しい効果がたくさんあるため、特に子育て世代に人気があります。
【優れた調湿効果でカビ予防】
マンションなど、高気密な住宅の場合、気になるのが結露やそれに伴うカビですよね。
結露によるカビの発生で、アレルギー性鼻炎や喘息を引き起こしてしまうケースも少なくありません。
子供の場合は大人に比べて過剰に反応することがあるため、このような体に起こる不調の原因をなるべく取り除いてあげることが大切です。
健康住宅の家づくりでは、壁紙ではなく漆喰の塗り壁材を使用することが多いです。この漆喰は、壁紙に比べて調湿効果が高いため、嫌な結露が起こりにくいとされています。
【消臭効果で嫌なニオイもシャットアウト】
漆喰には、嫌なニオイを吸着し、脱臭する効果もあります。
・タバコのニオイ
・使用済みおむつのニオイ
・ペットのニオイ
など様々な生活臭のお悩みも漆喰を使用した壁なら安心です。
生活臭は自分では気が付きにくいものですから、このような消臭・脱臭効果は嬉しいですよね。これもまた、健康住宅の大きな魅力の1つと言えます。
【殺菌作用で空気をきれいに】
除菌・殺菌効果が高いのも漆喰の大きな特徴。
強アルカリ性の物質でつくられた漆喰は、空気中に浮遊するウイルスや菌を死滅させてくれる作用があります。
私たちが口にするものの中で大きな割合を占めているのが「空気」。
食べ物や飲み物よりもずっと多くの空気を吸い込んでいるからこそ、きれいな空気であって欲しいですよね。
このような、壁紙にはない漆喰ならではの良さは、まさに健康住宅ならではのもの。
子育て世代にウケているのも納得ですよね。
健康住宅は子供に遺せる“良き財産”
家を建てるというのは、一生のうちで最も大きな買い物です。
費用面やデザイン面を重視して考える住宅というのも1つですが、子育て世代であれば、今回ご紹介したような「健康住宅」を検討してみるのも1つの選択肢と言えるでしょう。
私たち無添加計画でもこのような「健康に良い家づくり」をおすすめしています。
化学物質を発する建材や、健康に悪影響を及ぼす恐れのある建材などを使わず、本当の意味で家族が健康で安心して暮らせる家づくり。それが私たちの考える「健康住宅」です。
健康住宅は、コストはかかるものの、素材や工法にこだわっているだけあって、メンテナンスをしながら長きにわたって住み続けることが可能です。
いずれは親から子供へ受け継がれていく「家」。
子供だけでなく孫の世代まで安心して快適に暮らせるような家づくりを考えていきましょう。
COLUMN
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