家を建てるならいつがいい？無理なく家づくりをするタイミングとは？

家を建てるには、資金面や土地探しなど、様々な不安が出てきますよね。

一度家を建ててしまうと、そう簡単に建て替えられるわけではないので、慎重に決断しなければなりません。

そこで最も重要なポイントとなるのが「いつ家を建てるべきか…」ということ。

タイミングを見誤ると、使い勝手の悪い間取になってしまったり、資金不足に陥ってしまったりする恐れもあります。

そこで今回は、家を建てるならいつがいいのか？そのタイミングについて、参考にしたい3つのヒントをまとめました。

一般的に何歳くらいで家を建てる人が多いのでしょうか？

国土交通省が令和元年に実施した「住宅市場動向調査」（※）では、初めて注文住宅を取得した世帯主の平均年齢は、30代が圧倒的に多く48.4％、次いで40代が多く25.0％という結果でした。

この結果を見ると、働き盛りである30代で家を建てている人が多いということが分かりますよね。

この理由は、やはり金銭面。

当然ながら家を建てるには、ある程度のお金が必要です。

仕事が安定し、収入が安定している30代の方が、それ以外の世代に比べて家を建てるのに適していると言うことが考えられます。

生活にも精神的にも余裕が出てくる時期なので、30代ならば将来設計について考えやすいというのも要因の1つかもしれませんね。

※出典：国土交通省「令和元年度　住宅市場動向調査」より

家を建てるタイミングを決める際は、建てた後の暮らしについても考えなければなりません。

満足のいく家を建てたけれど、

「住宅ローンの返済が苦しくなってしまった」

「教育資金を十分に確保できなくなってしまった」

となっては本末転倒ですよね。

人生における3大資金といえば…

・住宅

・教育

・老後

と言われています。

この3つの資金をバランスよく確保できるタイミングで家を建てることで、無理のない資金計画を組むことができるでしょう。

たとえば…

◎老後の資金確保のため、なるべく早めに家を建てて住宅ローンを早く完済させたい

◎子供がたくさんいるから住宅ローンはできるだけ長く借りて、教育資金に余裕を持たせたい

など、家族構成や将来の人生設計によっても様々な考え方がありますよね。

35年ローンを組めるのは45歳まで可能ですが、定年退職後のことを考えると、そこまで家を建てる時期を遅らせるのは現実的ではありませんね。

今は金利が安い時代なので、なるべく30代前半で家を建て、子供の教育資金を確保しつつ、資金に余裕が出た時に繰り上げ返済をしていく…というような流れが主流です。

家を建てるにあたっては、このようなライフプランを考えながら、無理のないタイミングを選ぶようにしましょう。

前述したように家を建てるタイミングは、金銭面の充実から考えて30代が多いのですが、実はこの30代というのは、一般的に見て、家を建てる以外の大きなライフイベントがたくさんある時期でもあります。

たとえば…

・結婚

・出産

・子供の進学

など。

その中でもよくあるのが、

「子供が増え、今住んでいる家が手狭になってきたから」

「子育て環境の良いところに住みたいから」

など、家族が成長し、次のステージへ上がっていくことが家を建てるきっかけになったというケースです。

家を建てる場所によっては、子育て環境は大きく変わります。

住みやすさ・暮らしやすさにも直結する部分だと思うので、夫婦で子供をどう育てていくか？などもよく話し合っておくことが大切です。

家を建てる最適なタイミングというのは、その家族によって様々です。

どれが“正解”ということではないので、家族でよく話し合って無理のないプランを考えましょう。

家を建てるということは、一生で最も大きな買い物です。

後悔しないよう、家を建てるベストタイミングを見計らってくださいね

私たち無添加計画では、ライフプランのご相談や土地探しなど、家を建てる際の様々な相談を受け付けています。

「家を建てるのはいつがいい？」

「家を建てる十分な資金はある？」

などの疑問について、1つずつ解消していきましょう。