おうち時間がより快適になる家づくりのポイントは？

自宅がオフィス化したことにより、仕事とプライベートのメリハリが無くなってしまったという悩みはよく耳にします。

メリハリが無くなったことで、いつものリビングもなんだか落ち着かないと感じたり、逆にパソコンの前に座っても集中できないと感じたりするでしょう。

このような問題を防ぐためには、個室型のワークスペースを確保することが大切なのです。

一歩その部屋に入ったら「出勤」

その部屋を出たら「退勤」

…というように、メリハリをつくると、頭の切替がし易くなりますよ。

特に小さな子供がいる家庭であれば、個室を設けた方が仕事に集中することができますよね。

子供にも「このお部屋はお仕事のお部屋だから」と伝えておけば、勝手に出入りしないように習慣づけることができるでしょう。

個室型のワークスペースをつくる際は、広い面積でなくても大丈夫。

人は狭いスぺースほど集中力が増すと言われているため、最低限の家具が置けるスペースさえ確保できれば問題ありません。

また、集中力アップのためには、ワークスペースに余計なものを置かないことが重要です。

家づくりの際も、壁紙はシンプルなものを選び、デスク周りはスッキリとまとめるようにしましょう。

シンプルなワークスペースは、オンラインでの打合せで背景を気にすることがないのでおすすめです。

家族みんなの趣味スペースができればいいですが、家を建てる面積というのは限られています。家づくりの際に、なかなか趣味スペースまで確保する広さがないという場合もあるでしょう。

そんな時は、お部屋の隅々まで見渡してみてください。

・土間

・リビング

・ロフト

・バルコニー

・階段下

など、ちょっとした場所でも趣味スぺースを確保することができるかもしれません。

毎週末が楽しくなる…そんな休日スペースを確保した家づくりを検討してみて下さいね。

一年中、暑くもなく寒くもなく、快適に過ごせるリビングは、自然と家族が集まる場所になります。

これには、陽当たりの良さも重要ですが、それ以外にも、気密性や断熱性に優れている家づくりが重要なポイントとなってくるんです。

・夏は、エアコンで冷えた空気を逃がさず、外の熱気が入り込みにくいように

・冬は、室内の暖かい空気を逃がさず、外の冷気が入り込みにくいように

このような家づくりを「高気密高断熱」の家と言いますが、これからはこのような性能に特化した家づくりをするのも1つでしょう。

断熱材の種類によっても、断熱性能は様々です。

建材についても注目しながら家づくりをするといいですね。

プライベートな「趣味スペース」を設ける一方で、やはり家族との時間も共有したいと思いますよね。

おうち時間が増えたからこそ、家族のコミュニケーションの場を増やしたい！

そんな人には、家族が一緒に過ごしたくなるリビングをつくりましょう。

たとえば…

・リビングにホームシアターを設置して週末はおうちで映画鑑賞を楽しむ

・リビングの一角にプレイルームを設けて子供と遊ぶ

・リビングの一角に工作コーナーを設けて子供と一緒にモノづくりを楽しむ

・リビングの壁一面をボルダリングスぺースにして子供と一緒に体を動かす

など。

アイディア次第で、リビングで家族が一緒に楽しい時間を過ごすことができます。

プライベートが充実していれば仕事も効率アップ。

逆も然りです。

これからの時代の家づくりには、これまで以上に家族との時間を大切にすることが必要かもしれません。