家のこと(新築)
2022.1.27. THU
諦めないで!狭い家でも広く快適にする家づくりを徹底解説
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狭い家だからこその魅力とは?
家づくりの際に、敷地面積が狭いことに悩んでしまう方は少なくありませんね。
希望の立地条件や予算を考え、どうしても狭い家になってしまった…ということもあるでしょう。
しかし、実は狭い家はデメリットだけではありません。
狭い家は広い家にはない魅力もたくさんあります。
たとえば…
・無駄な空間がないから物が増えにくい
・狭い家だからこそ家族との距離感が近い
・家づくりの際にコンセプトが決まりやすい
など。
狭い家だからこそ、限られた空間を有効活用することで、より快適に心地よい空間を作り上げることができます。
そこで今回は、狭い家を広く快適な空間にする為の様々な家づくりの工夫をご紹介します。
1.狭い家こそ天井を高くした家づくりを
敷地面積が狭い家は、天井を高くすることで「圧迫感」をなくしましょう。
天井高が5~10cm高くなるだけでも、開放感を感じることができ、お部屋を広く見せることができます。
また、あえて梁を見せる家づくり「見せ梁」というのも人気です。
天井に凹凸ができることで、メリハリが生まれ、空間を広く感じさせることができます。
特に無垢材の梁は、ナチュラルな雰囲気をお部屋にもたらしてくれますから、照明と上手にコーディネートできれば、お部屋もグレードアップできるでしょう。
2.ロフトのある家づくりで狭い家のスペースも有効活用
ロフトとは、屋根裏部屋のような空間のこと。
実はこのロフトは、狭い家こそ空間を有効利用するのに向いているんです。
最上階にあたる小屋裏部分を利用すれば、普段使わないシーズンオフ用品の収納やパパの趣味グッズを収納することができるので、生活スペースをより広く使うことができるでしょう。
最近では、パパのリモートルームや、子どもたちの秘密の隠れ家にするご家庭も増えています。
ロフトというと、物置部屋のイメージが強いですが、上手く活用すれば、1つの部屋として使うこともできるので、家づくりの際はぜひ検討してみてください。
3.狭い家はアウトリビングで空間を広く見せる
おうち時間が増えて以降、家づくりのトレンドとなっているのが「アウトリビング」。
アウトリビングとは、リビングから続いているバルコニーやデッキなどの屋外スペースのこと。
屋根がかかっていなければ、建築面積や延床面積に含まれないため、有効的なスペースとして利用することができるんです。
窓を大きくとり、リビングから続くようにつくることで、室内空間が広がり、狭いリビングも圧迫感がなくなります。
天気の良い日は、家族で食事をしたり、コーヒータイムを楽しんだり…。
子どもたちの遊び場だけでなく、大人も楽しめるリフレッシュ空間として使えるといいですよね。
4.吹き抜けがあれば狭い家も開放的に!
吹き抜けをつくることも、開放的な家づくりに欠かせません。
吹き抜けとは、上階の床の一部を張らず、上下階に連続させた空間のこと。
天井が高く見えるので、狭い家でも空間に奥行きが生まれ、開放的な雰囲気を作り出すことができます。
上階の壁に窓を設置すると、自然光を取り入れることもできるので、リビングがより明るくなるでしょう。
また、風通しも良くなるので、換気もしやすくなり、常にお部屋の空気がキレイな状態に保たれると思います。
5.狭い家も窓を大きくすると広く感じる
リビングなど人が集まる場所の窓は、なるべく大きくするのがおすすめです。
窓が大きいと外の空間の見通しも良くなるので、狭い家という感覚が起こりにくくなります。
また、大きな窓からたっぷりと陽射しを取り入れることができ、明るい家づくりをすることができるでしょう。
来客時など、普段よりも人が多く過ごすことの多いリビングは、明るく広々とした空間にした方がいいですよね。
そしてもう1つ狭い家の家づくりにおすすめなのが「ピクチャーウィンドウ」。
ピクチャーウィンドウとは、窓を額縁に見立て、外の風景をまるで絵画のように取り込む手法のことです。
日本の和室などにもよく見られます。
外の景観にもよりますが、ピクチャーウィンドウを設置することで、空間に広がりを持たせることができ、景色を思う存分楽しむことができます。
日本ならではの四季を感じられるのも、ピクチャーウィンドウの魅力ではないでしょうか。
6.明るい色のインテリアは家を広く見せられる
室内空間を広々と見せたいのであれば、インテリアを明るい色で統一しましょう。
壁や床が明るい色なのに、家具がダートクトーンの色味だと、色のコントラストによって、家具の存在感が大きくなってしまいます。
これにより、圧迫感が出てしまうので、余計に狭い家に見えてしまうのです。
特にソファやダイニングテーブルなど、大きめの家具を置く際は、床や壁などに合わせ、全体的に明るい色で統一するようにしましょう。
淡い色になりすぎて、なんだか物足りないという場合は、観葉植物を置いたり、クッションやラグなどに色味を加えたりすると、ポイントになっていいと思いますよ。
7.スケルトン階段で狭い空間に広がりを
スケルトン階段とは、蹴り込み板をなくして、段板とささら桁だけでつくられた階段のこと。
段板と段板の間に隙間ができ、向こう側を見渡すことができるため、狭い家でも圧迫感を無くすことができます。
階段そのものは非常に存在感があるので、スケルトン階段でおしゃれな家づくりをすると、お部屋全体の雰囲気も上がりますよね。
8.ガラスを上手く使った家づくりは広さを演出
狭い家も、随所にガラスを取り入れることで、空間を広く大きく見せることができます。
特に面積が狭い階段や玄関などは、小さな窓1つで目線が外に抜けるので、広さを感じさせてくれるでしょう。
同じような効果として、間仕切りを格子状の棚にすること。
1枚の仕切り板よりも、格子状にして、向こう側が見えるようにすると、視界が開けて広く見せることができますよ。
採光も確保できるので、狭くて暗い場所も、すっきりと明るくなるでしょう。
また、ガラスだけでなく、鏡を取り入れるのもおすすめです。
特に狭くなりがちな廊下などは、鏡のマジックにより奥行きを生むことができるのでおすすめです。
9.ハイサイドライトで狭い家も明るく広く
ハイサイドライトとは、高い位置につくる窓のこと。
上部に視線が抜けるので、天井が高く見えるような感覚になります。
自然光も取り入れやすいので、照明に頼らなくても日中は明るさもキープ。
開放感だけでなく、心地よさも感じられ、省エネ効果も期待できるでしょう。
また、ハイサイドライトなら、高い位置に窓があるので、外からの視線を気にせずつくることができます。
家づくりの際に、大きな窓を取り入れたくても、道路に面して外からの視線が気になる…という場合などに有効な方法です。
10.曲線を作って狭い家に奥行きをプラス
玄関や廊下など、狭い場所には曲線を取り入れるのがおすすめです。
直線よりも曲線の方が、ラインが長く見え、奥行きを感じられます。
また、曲線の方がやわらかい・優しい印象を与えてくれるので、無垢材や漆喰といった自然素材の家づくりにおすすめです。より温かみのある家に見えることでしょう。
狭い家も工夫次第で快適なマイホームに!
家づくりをしようと思っていても、予算や環境によっては広い土地を見つけることができないこともありますよね。
しかし、狭い家だからと言っても諦めてはいけません。
工夫次第で、狭い家も広く素敵な家づくりをすることができるんです。
家づくりの際には、今回ご紹介した「狭い家を広く見せるテクニック」を参考にしながら、取り入れてみたいアイデアを提案してみましょう。
構造上難しいこともあるかもしれませんが、専門家に相談しながら1つ1つ間取りを工夫することで、理想のマイホームに近づけることができるかもしれませんよ。
私たち無添加計画では、これまでたくさんの方の家づくりに携わってきました。
その経験を活かし、お客様1人1人に合った家づくりをアドバイスさせていただきます。
加えて、そこに住む家族の健康を考えた「自然素材」の家も推奨。
広々とした空間だけでなく、住み心地の良さも感じていただけるはずです。
これから家づくりをしようとお考えの方はぜひ一度、無添加計画にご相談ください。
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