梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめ

梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめな4つの理由

ご存知の通り、6~7月ころは雨の多い梅雨の時期。湿度も高く、ジメジメと蒸し暑い日が続いて不快な毎日ですよね。

家の床も、歩くたびにべたつき、換気が不十分なクローゼットや押し入れはカビ臭さが漂うことも…。

 

そんな不快な梅雨の時期を快適に過ごすには、漆喰の塗り壁がおすすめです。

漆喰は、一般的なビニールクロスよりも、吸放湿効果が高いため、室内の湿度を吸収してくれる効果があります。

これなら湿度の高い梅雨の時期もサラッと快適に過ごせるでしょう。

今回は、そんな湿気対策におすすめの漆喰の魅力についてご紹介します。

 

梅雨の時期はなぜ湿度が高いの?湿度上昇のメカニズムとは?

梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめな4つの理由

そもそも、なぜ夏は他の季節に比べてこんなに湿度が高いのでしょうか?

湿度、つまり空気中に含まれる水分の量は、気温によって変化します。

たとえば、冬の時期はカラッと空気が乾燥しますよね。

それは気温が低く、空気中の水分量が少なくなるから。

一方、夏のように気温が上昇すると、同じ量の空気であっても、多く水分を含むことができるので、湿度が高くなります。

仮に湿度が同じであっても、気温が低い冬よりも、気温が高い夏の方が体感として湿度が高いと感じるようになるのです。

 

湿気対策になぜ「漆喰」が効果的なの?

梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめな4つの理由

近年、リノベーションやDIYでも漆喰といった塗り壁材の需要が高まって来ていますよね。

漆喰は見た目もナチュラルでおしゃれな印象があり、メンテナンスのしやすさなどが魅力と言われていますが、それ以外にも日本の気候風土に合った漆喰ならではの性能があるんです。

湿気対策になぜ漆喰がおすすめなのか、その理由について見ていきましょう。

 

自然素材100%の「スペイン漆喰」

【理由①漆喰は調湿効果が高いから】

自然素材住宅に欠かせない「漆喰」。

この漆喰には、非常に高い吸放湿効果があります。

室内が乾燥していれば水分を放出して補い、室内が湿っていれば、余分な水分を吸い取ってくれるんです。

これにより、加湿器や除湿器に頼らずとも一年中一定の湿度を保つことができます。

梅雨時期でも不快さを感じることがありませんよ。

 

 

【理由②漆喰は結露やカビ・ダニを防いでくれるから】

先述したとおり、漆喰は吸放湿効果に優れているので、当然、嫌な結露も発生しません。

結露が発生しないということは、カビの発生を抑えてくれるということ。

さらには、ジメジメとした場所を好むダニの発生も防いでくれます。

カビやダニが多く繁殖してしまうと、室内の空気も汚れ、シックハウス症候群などを引き起こす原因になることもあるんです。

また、カビ・ダニの発生は、木造住宅の劣化を早め、寿命を短くしてしまいます。

私たちの健康を守るということはもちろんですが、家という大きな財産を守る為にも、漆喰で結露やカビ・ダニ対策をしたいですね。

【理由③嫌な臭いを吸着してくれるから】

漆喰は、湿気対策に有効なだけでなく、消臭効果にも優れています。

梅雨の時期というのは、洗濯物を部屋干しにする家庭も多く、生乾きの嫌な臭いに悩まされる人も多いですよね。

ほかにも夏の汗や皮脂汚れ、キッチン周りから発せられる生ごみ臭など気になることもあると思います。

このような夏特有の様々な嫌な臭いもしっかりキャッチし、徹底消臭。

来客時も安心して迎えることができそうです。

【理由④断熱効果も高いから】

夏特有の嫌な臭いや湿気対策以外にも、漆喰には断熱効果もあるので、外の熱気から室内を守る効果も期待できます。

真夏は外気温が上昇してしまうので、ついエアコンを使いすぎてしまいますが、断熱効果が高い漆喰ならば、夏の電気代も節約できるので、家計の負担を軽くすることもできるでしょう。

 

梅雨の湿気対策は「換気」も重要!

梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめな4つの理由

室内の壁を漆喰にすることで、消臭や調湿効果を得ることが可能ですが、換気をこまめに行わないと、漆喰本来の調湿効果を十分に発揮することができないため注意が必要です。

適度に換気を行い、漆喰が吸った余分な水分を吐出させてあげましょう。

 

ちなみに、ジメジメとした雨の日は換気のために窓を開けると、「一緒に外の湿気が入って来そう」と感じる方も多いでしょうが、実はその逆。

屋外よりも室内の方が湿度が高くなっていることもあるので、空気の入れ替えをしてあげることが大切なんですよ。

 

換気を効率的に行うには、

・窓やドアを2ヶ所以上開ける

・対角線上にある窓を開ける

・高低差のある窓を開ける

というのがポイントです。

上手に風の通り道を作って、室内の空気が循環するようにしましょう。

サーキュレーターを窓に向かって運転させると、より空気がまわりやすくなるのでおすすめですよ。

 

漆喰で不快な梅雨時期もサラッと快適に

梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめな4つの理由

漆喰を使った塗り壁は、今回ご紹介したように梅雨特有の湿気やカビ、ダニの発生を防ぎ、嫌な臭いも吸着・消臭してくれる効果があります。

この漆喰に加えて湿気対策におすすめなのが無垢材の床を使った家づくり。

漆喰と同じように、無垢材には調湿効果があるため、ジメっとした室内もサラッと快適になるでしょう。

 

私たち無添加計画は、このような自然素材をふんだんに使った家づくりを推奨しています。

ビニールクロスや合板フローリングなどとは異なり、室内の温度や湿度をいつも一定に保ってくれるので、私たちの心と体の健康を守ってくれるでしょう。

 

毎日の暮らしがより快適になるよう、家づくりに使う建材についても考えてみませんか?

漆喰や無垢材と言った自然のパワーで、不快な梅雨ストレスも吹き飛ばしましょう。

自然素材住宅に興味のある方はお気軽にご相談くださいね。

新築だけでなく性能向上リフォームも承っております。