家のこと(新築)
2022.2.18. FRI
シンボルツリーのある家づくり!庭木を植える4つのメリットと注意点とは
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シンボルツリーを家づくりに取り入れよう
シンボルツリーとは、「symbol=象徴」という言葉のとおり、その家の“象徴”となる木のこと。
その家の印象を左右するような存在感の大きなシンボルツリーは、近年、新築祝いや赤ちゃんの誕生の「記念樹」として人気が高くなっています。
シンボルツリーがお庭にあると、外観にメリハリが生まれ、とても華やかに見えますよね。
自然の草木は、心をリラックスさせる効果もあるので、ぜひシンボルツリーを家づくりに取り入れましょう。
そこで今回は、シンボルツリーを植えるメリットや注意点について詳しくご紹介していきます。
シンボルツリーを取り入れた家づくりのメリット4つ
シンボルツリーがあることで、お庭がグッと華やぐ…というのは言うまでもないことですが、ほかにも以下のようなメリットがたくさんあります。
どんな小さなスペースでも構わないので、ぜひシンボルツリーのある家づくりに挑戦してみましょう。
【メリット①目隠しになる】
人や車通りの多い道に面して建っている家の場合、外からの目が気になることも多いですよね。
目隠しとしてフェンスを設置するのも良いですが、圧迫感があるな…と感じることも。
そんなときにおすすめなのがシンボルツリーです。
お庭に木を植えるだけなら、省スペースでも可能ですし、高いフェンスを設けてしまうよりは、圧迫感を防ぐことができます。
特に玄関周りなどちょっとした場所の目隠しに最適です。
また、フェンスと組み合わせることで、外観の美しさを損なわずに外からの視線をカットすることも可能。フェンスだけでは隠し切れないような高さも自然にカバーすることができますよ。
【メリット②家の庭に表情が生まれる】
玄関周りやお庭などに草木がないと殺風景な印象ですよね。
しかし、1つでもシンボルツリーとなる庭木を植えれば、それだけで景観が美しくなります。
植える木の種類にもよりますが、花が咲くタイプの木であれば日本特有の四季の移り変わりを感じることもできますし、高低差のある庭木を植えれば、お庭に奥行きが生まれ、空間を広く見せることもできます。
植える木によって庭に変化が生まれるだけでなく、雰囲気を盛り上げる役割も果たしてくれますから、ぜひお気に入りの木を植えてくださいね。
シンボルツリーとお家が一体となり、一つの作品のようなイメージで考えると素敵ですよ。
【メリット③日除けになる】
シンボルツリーを庭に植えることは、直射日光を遮るという「日除け効果」もあります。
特に夏は、じりじりとした強い日差しが差し込みやすい季節。
庭木を植えることで少しでも日陰ができると、体感温度が大きく変わるでしょう。
1年通して強い日差しを遮りたいという場合は、常緑樹を。
夏だけ日差しを遮り、冬には日差しを取り入れたいという場合は、冬に葉っぱが落ちてしまう落葉樹を選ぶといいでしょう。
【メリット④火災の延焼防止になる】
万が一の火災の際、耐火性のある樹木を植えていれば、延焼を防ぐ効果もあります。
隣の家などで起きた火災の火が、こちら側に燃え広がるのを防いでくれるという効果もあるので、安心安全の住まいに必要なことと言えるでしょう。
見た目だけでなく、木の特性を活かすと、より暮らしが豊かになりますよ。
シンボルツリーを植える際の注意点
植えることで様々なメリットがあるシンボルツリーですが、以下のようなことに気を付けながら景観の美しさも保つようにしましょう。
【注意点①メンテナンスの頻度や費用は負担のないようにする】
当然ですが、木は生きていますから、月日と共に成長していきます。
成長スピードは、その樹木の種類によっても変わり、植えてから1年経ってある程度の高さに育つ木もあれば、3年以上経たないと大きくならない木もあります。
成長が 定期的にお手入れしないと木の枝が伸び放題になり、景観を損ねてしまうことがあるのでこまめなメンテナンスが必要です。
自分でお手入れができるものであれば問題ないのですが、高さのある樹木など剪定の際に専門家に依頼しないと難しいケースも当然ありますよね。
そうなると、メンテナンス費用がかかってしまうでしょう。
景観を保つためのメンテナンスは必要ですが、その手間や費用を少しでも減らしたいという場合は、お手入れが簡単な木を選ぶようにしましょう。
【注意点②近隣住民とトラブルにならないようにする】
シンボルツリーのメンテナンスを怠っていると、時々近隣住民とのトラブルに発展することもあります。
たとえば、
・枝が伸び過ぎて隣の敷地内に入ってしまった
・葉っぱや花びらが隣の庭に落ちて汚してしまった
・実がなる木の場合、鳥や虫を寄せ付けてしまう
・落ちた実や花びらが潰れて道が汚れる
・花の香りが強すぎて不快
など、様々なトラブルを引き起こしてしまうことも。
花や実がなる木や、落葉樹の場合は特に注意が必要です。
こまめに掃除をしたり、管理をしたりするのが苦手な人は、なるべく葉が落ちない常緑樹にするようにしましょう。
【注意点③植える場所に気を付ける】
シンボルツリーは、自分の家の敷地内ならどこに植えても良いというわけではありません。
というのも、その木が成長すれば、高さや枝の広がりが変わっていくからです。
隣の家との境界線ギリギリに植えてしまった場合に、枝が伸び広がってしまうことで、先述したようなトラブルを起こすことも考えられます。
植える際は、その木が成長した後のこともイメージするようにしましょう。
植木業者などに相談し、適切な場所に植えてもらうのが一番ですね。
加えて確認が必要なのが、ガス管や水道管などの配置。
成長した木の根が、ガス管や水道管を傷つけてしまうことのないように注意してください。
シンボルツリーで緑あふれる家づくりを
シンボルツリーがあると、それだけで家の外観が表情豊かになるもの。
あるのとないのとでは大きく異なるでしょう。
もちろん、見た目だけではありません。
自然の持つ力は住む人の心も癒してくれます。
なにかとストレスに晒されることの多い現代人ですから、少しでも負担を軽減できるよう、家づくりに緑を取り入れていきましょう。
私たち無添加計画でも、シンボルツリーを取り入れた家づくりをおすすめしています。
家を建てた記念に木を植えれば、年月が経ってもこの日のことを思い出すことができますよね。
木の成長と共に、家や家族が育ってゆく…。
そんな長きにわたって愛される素敵な家づくりを一緒に考えていきませんか。
ご興味のある方はお気軽に弊社スタッフまでお問い合わせください。
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