自然素材の家のインテリアはシンプルさが魅力

自然素材の家に合うインテリアって?シンプルさが心地良い!落ち着ける空間にする6つのコツ

自然素材の家というと、無垢材や漆喰など自然由来のやさしい雰囲気が特徴ですよね。

本物の木の温もりや香りなどを楽しめるとあって、近年人気の家づくりです。

 

そんな自然素材の家は、インテリアもシンプルイズベストがおすすめ!

特に色使いはシンプルにした方が、無垢材や漆喰壁のイメージとピッタリ合わせることができますよ。

 

今回は、自然素材の家に合うインテリアのコツをご紹介。

より心地良い空間にするにはどうしたらいいのか、家づくりを検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

 

自然素材の家に合うインテリアのスタイル

自然素材の家に合うインテリアって?シンプルさが心地良い!落ち着ける空間にする6つのコツ

お部屋のインテリアに統一感を持たせるためには、1つのスタイルを決め、まとまりを持たせることが大切です。

家づくりと考えるとスケールが大きく難しく思えてしまいますが、洋服選びと考えてみると分かりやすくなるかもしれませんね。

 

モダン、エスニック、クラシック、スポーティ、エレガント…など、ファッションも様々なスタイルがあるように、インテリアも「カントリー」「ナチュラル」「北欧」など様々なスタイルがあります。

 

自然素材の家の良さを引き立たせるためにはどんなスタイルが合うのでしょうか。

まずはそこから考えてみましょう。

【北欧スタイル】

数年前からトレンドの北欧スタイルも自然素材の家と相性抜群。

北欧スタイルは、色合いもグレーやベージュなどの柔らかいカラーが多いため、無垢材とも馴染みやすいんです。

 

自然素材の家に欠かせない「無垢材」ならではの木の温もりを最大限に活用できるのが、やさしい印象の北欧スタイルかもしれませんね。

 

【ナチュラルスタイル】

自然素材の家の特徴である無垢フローリングや漆喰、無垢材の家具などと相性抜群なのがナチュラルスタイルのインテリア。

すべてにおいてシンプルさが魅力で、あえてビビットなカラーを取り入れないのが特徴です。

 

観葉植物を置いたりカーテンの素材も麻などの自然素材を取り入れたりすることが多く、落ち着いた雰囲気を出せます。

年代問わず人気のスタイルですね。

 

 

【アジアンスタイル】

リゾートホテルの一室を思わせるような、そんなアジアンスタイルのインテリアも実は自然素材と合います。

ダークブラウンのチーク材、竹や麻など自然素材をふんだんに使い、非日常空間を思わせるような癒しを手に入れられます。

 

一方、同じアジアでも「和」を存分に押し出した和モダンなインテリアも人気。

梁を見せた天井に漆喰壁、いぐさ畳が雰囲気を高めてくれますよね。

ヴィンテージ感のある家具を置けば、よりおしゃれな空間に。

トレンドの1つでもある古民家風な素敵なお部屋に変えてくれるでしょう。

 

【カントリースタイル】

かわいらしい雰囲気がお好きな方は、カントリースタイルもおすすめ。

欧米にある田舎町の一軒家をイメージしたカントリースタイルは、素朴でやさしい雰囲気があるので自然素材の家と相性ばっちり。

無垢材の家具とも良く合い、お部屋に温かみを持たせることができますよ。

失敗しない!自然素材の家に合うインテリアのコツ

自然素材の家に合うインテリアって?シンプルさが心地良い!落ち着ける空間にする6つのコツ

無垢材のフローリング、家具、漆喰壁との統一性を持たせつつ、雰囲気を損なわないインテリアにするにはどうしたらいいでしょうか?

以下で自然素材の家に合うインテリアのコツをご紹介します。

 

【使う木材は3種までにする】

自然素材の家で使う木材は、柱、床、家具などを含めなるべく3種までにした方が統一感が出るのでおすすめです。

というのも、同じ無垢材であっても木の種類によって色合いや見た目が異なるから。

しかも無垢材は、時間と共に色が濃くなったり薄くなったりするものも多く、あれもこれも…と取り入れていると、結果としてまとまりがなくなってしまいます。

自然素材の家をおしゃれな空間にするためにも、使う木材は3種までが基本ですよ。

 

【アースカラーでまとめる】

ハッキリとした色合いのカラーだと自然素材の家のナチュラルな雰囲気に馴染まず、浮いてしまうことも。

なるべくカーテンやラグ、ソファなど面積が広いものにはビビットカラーやパステルカラーではなく、自然に馴染むアースカラーを取り入れるのがおすすめです。

 

アースカラーとは、その名の通り「地球上にある植物や大地の色」を言います。

具体的には、ベージュ、グレー、ブラウン、アイボリー、ホワイトなど。

これらをベースにしておけば、自然素材の家にふさわしい統一感のあるインテリアになります。

 

ただし、アースカラーだけでは物足りない…という場合は、これらのカラーに1つアクセントカラーを取り入れるのがおすすめです。

インテリア雑貨や壁に飾る絵画など、ちょっとしたアクセントを取り入れても素敵ですよ。

【植物を取り入れて統一感を持たせる】

自然素材の家に欠かせないのは、グリーン。

室内に観葉植物を置くのはもちろんですが、それだけでなく庭にシンボルツリーを植えたり、玄関アプローチにお花や木々を植えたりするのもおすすめです。

お部屋の窓から見えれば、空間に広がりを持たせることができ、インテリアの1つとしてまとまりも出せますね。

 

観葉植物は、調湿効果も高いですからインテリアとしての役割だけでなく、湿度コントロールとしても効果がありますよ。

 

【曲線を取り入れるのもおすすめ】

カントリースタイルやナチュラルスタイル、北欧スタイルなどのインテリアなら、曲線を取り入れた家具選びもいいでしょう。

曲線は空間に奥行きを生むだけでなく、自然素材ならではのやわらかさを表現できます。

 

ダイニングテーブルやダイニングチェアなど、コーナー部分に曲線が使われているだけでもやさしい雰囲気に見せられるでしょう。

最近トレンドのイームズチェアなども曲線美を上手く取り入れた家具として、人気ですよね。

【プラスするなら無機質素材がおすすめ】

自然素材の家というと、無垢材、漆喰といった素材にばかり目が行きがちですが、異素材との組み合わせをすれば、よりおしゃれさがアップします。

おすすめは無機質な素材。

たとえば、ガラス、ステンレス、アイアン、タイルなどとの相性は抜群です。

単調になりがちな自然素材の家のインテリアに、ワンポイントアクセントが生まれます。

キッチンや洗面台にタイル、ステンレスを取り入れたり…

造作家具のフレームにアイアンを取り入れたり…

漆喰壁の一部分にガラスタイルを取り入れたり…

と、自由自在。

注文住宅なら一から作れるので、お家全体のイメージをしっかり持って、異素材と自然素材のコラボレーションを楽しんでくださいね。

 

 

インテリアで重要な「カラーコーディネート」

自然素材の家に合うインテリアって?シンプルさが心地良い!落ち着ける空間にする6つのコツ

まとまりのあるインテリアを目指すなら、カラーコーディネートは必須です。

ファッションでも、たくさんのカラーを一度に入れすぎるとごちゃごちゃした印象になってしまいますが、お部屋のインテリアも同じことが言えます。

 

カラーコーディネートに重要なのは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3つ。

 

■ベースカラー…壁や床など広い面積を占める場所のカラー。自然素材の家だと、木材のブラウンや漆喰の白やベージュ、アイボリーと言った色合いがベースカラーにあたります。

 

■アソートカラー…大型家具、カーテンなど2番目に広い面積を占めるカラー。存在感が大きいので部屋の印象を左右するものになります。

 

■アクセントカラー…ポイントとなるカラーのこと。観葉植物、雑貨、お花などポイントとなるカラーです。差し色があることで単調になりがちなお部屋が一気に締まります。

 

上記3つのカラー比率がとても重要で、バランスの良いインテリアにするためには、

ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%

にすることが理想です。

 

自然素材の家だと、無垢材や漆喰といった素材が主となるため、どうしても単調になりがちですよね。

そんなお部屋の色味も、カラーバランスを考えることでよりおしゃれに、素敵なお部屋になると思いますよ。

家具や雑貨などを中心に、ベーシックな色合いに少しずつカラーを足していきましょう。

 

自然素材の家もインテリアの工夫で素敵な空間にしよう

自然素材の家に合うインテリアって?シンプルさが心地良い!落ち着ける空間にする6つのコツ

自然素材の家は、安心感や心地よさが魅力。

耐久性も高いため、長きにわたって住み続けることもできます。

一見、無垢材や漆喰などシンプルすぎてインテリアが単調になるのでは?…と思われがちですが、逆にシンプルだからこそ飽きが来ませんし、雑貨や家具などで雰囲気を変えることもできます。

 

今回ご紹介したインテリアのコツを参考に、皆さんも自然素材の家をより素敵な空間に仕上げてくださいね。

 

私たち無添加計画では、自然素材を活かした造作家具などのご提案もさせていただいております。

市販の家具よりその空間にピッタリはまる心地よさが魅力。

さらには、安心の無垢材を使っているのでホルムアルデヒドなどによる人体への影響も減らすことができます。

 

どんなインテリアのある空間が好みなのか、イメージを膨らませながら家づくりをスタートさせてくださいね。